子育てお役立ち情報
保活に必要な点数 基本指数と調整指数 (神戸市令和6年度)
保活の点数について(令和6年度 神戸市)
保育園に入れる条件、なんだか「点数」が関係してるらしいけど、詳しく教えて!!
保育園の選考に関わる「点数」実は、正式名称は「指数」と言います。そして2つの種類があります。この指数の内容や割り振りは自治体によって異なりますが、仕組みはどこも一緒です。
標準指数と調整指数
指数には基準指数と調整指数があります。それぞれ見ていきましょう。・基準指数
基準指数は、親御さんの就労状況や健康状態といった基本情報をポイントに換算するものです。(例 神戸市)
<居宅外就労>
・月に20日以上かつ週40時間以上又は週5日以上かつ日8時間以上働いている。(100点)
・月に20日以上かつ週30時間以上又は週5日以上かつ日6時間以上働いている。(90点) など
<妊娠・出産>
・母が出産又は出産予定日の前後8週間の期間にあって、出産の準備又は休養を要する場合。(60点)
<育児休業>
・育児休業中であるが、地域型保育事業の卒園に伴い、利用申し込みを行う場合。(50点)
<疾病など>
・入院又は入院に相当する治療や安静を要する自宅療養で常に病臥している場合。(100点) など
<障がい>
・身体障害者手帳1〜2級、精神障害保健福祉手帳1〜2級、養育手帳Aの交付を受けていて、保育が常時困難な場合。(100点)など。
・調整指数
調整指数とはそのほかの家庭状況に合わせ、加点、減点する点数のことです。(例 神戸市)
<保育の代替え手段>
・希望する保育所等に入所できない際に、育児休業の延長も許容できる場合(マイナス90点)
・利用児童以外の子の育児休業取得により退所し、復職時に申し込みをする場合。(プラス10点)
・利用申込時点で、申込事由を理由として、申込児童について認可外保育施設等を、週4日以上、有償で利用している場合。(プラス5点)など
<世帯の状況>
・ひとり親世帯 (プラス30点)
・看護・介護の必要な家族が複数人いる場合。 (プラス3点)
<就労状況>
・単身赴任(国内) (プラス8点)
・単身赴任(国内) (プラス6点) など
<ベビーシッターの利用>
・利用申込時点で、申込事由を理由として、申込児童について認可外保育施設等を、週4日以上、有償で利用している場合。(プラス5点)
もし指数が同点だったら…どうするの??
そんな時は「順位表」によって決定します。この順位表の内容は自治体によっては公表されていない事もあります。
過去の点数を把握する
指数のことを理解できたら、次に気になるのが入園の指数ラインです。この入園の指数ラインは年によって大きく変動します。前年度のデータを把握し、大まかな見通しを立てましょう。住んでいる自治体に問い合わせる
「各保育園に何点で入れたのか」や「保育園の応募倍率」を公表している自治体もあります。これらの情報を役所などで確認すると、具体的なイメージがつきやすいでしょう。
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