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ガルガル期みんなはあった?どう乗り越えた?原因と対処法 周囲が出来ることも詳しく解説します。

ガルガル期みんなはあった?どう乗り越えた?原因と対処法 周囲が出来ることも詳しく解説します。

産後すぐに「赤ちゃんを他の人に触られたくない…」「パートナーに嫌悪感を感じる」それはひょっとしてガルガル期かも!!ガルガル期ってなに?ここではそんなガルガル期の原因と対処法などを説明します。

<目次>

ガルガル期とは
ガルガル期の症状
ガルガル期の原因は?
みんなのガルガル期体験談
周囲ができるガルガル期の対応
ガルガル期まとめ



ガルガル期とは


産後1ヶ月程度から周囲にイライラし、攻撃的になってしまう時期を「ガルガル期」といいます。「産前は何も思わなかったような些細なことにイライラする。」「周囲に優しく慣れない。」などど思ったことはありませんか?それはガルガル期の症状かもしれません。多くの方が経験しており、役6割のお母さんが産後経験しています。期間は2.3ヶ月〜長くて1年ぐらいの方もいます。多くのお母さんは離乳食が始まる生後6ヶ月ごろには、育児にも慣れてきて治っているようです。

困った女性の写真
 

ガルガル期の症状


・赤ちゃんに触られる事が嫌だ。

自分以外の他の人が赤ちゃんに触れることを嫌だと感じる事があります。産後、母親は子どもを守ろうとします。その神経が過剰にあると、赤ちゃんを他の人に抱っこされたり、気軽の触れられると「嫌だ」と感じてしまうことも。これは、パートナーや実母のように関係のとても近い人にも感じることがあります。


・衛生環境に敏感になる

赤ちゃんを守ろうとする気持ちが強いと、周りの衛生管理に神経質になってしまうことも。中には「赤ちゃんに触れる前に消毒を強要していました。」という方も。「哺乳瓶の消毒も人任せにできない。」や「他の人が触ったものに触れさせたくなかった」などという人もいます。


・赤ちゃんにとって絶対的な存在でいたい

命をかけて産んだ赤ちゃん。潜在的に取られたくないと思う人も多いようです。「夫が赤ちゃんを抱っこして、赤ちゃんが笑うのが耐えれなかっです。」という方もいました。その他「義母の腕で眠る赤ちゃんを見たくなかった。」などという方もいます。


・完璧な子育てを望みすぎて

責任感が強い方が陥りやすいガルガル期がこちらです。「完璧な子育て」を望みすぎて、周囲にまで望んでしまいます。「肌着を洗う赤ちゃん用の洗剤の量も、すごく気になって、主人をほぼ監視していました。」なんていうお声も。完璧にしたいという気持ちが、周囲への厳しい目につながってしまうという事もあります。


ガルガル期原因は?

そもそも、なぜガルガル期になるのでしょう?
はっきりとした理由はわかっていませんが、産後の精神面の不安定さが一因ではないかと言われています。産後は、子どもを守らなくては、しっかりと育てなくてはという思いと、体調の変化、ホルモンの変化、実生活の変化など、多くの変化が一気に押し寄せます。そのバランスため、心も体も一時的にバランスが取れなくなり、ガルガル期になってしまうと考えられています。

寝ている女性の写真
 

ガルガル期 体験談

どうしようもない、そんなガルガル期にはみんなの体験談を聞いて元気になろう!!同じ境遇の人はたくさんいます。そして、みんな乗り越えてきました。そんな体験談をご覧ください。


ガルガル期 体験談1

子どもが触れるもの全てを殺菌・除菌。私も、マグカップでお水を飲んだ後、子どもを抱っこする前に手洗い、スマホを触った後におむつを変える前に手洗い。もちろん、主人にも徹底させていました。子どもが触れるものは全て除菌殺菌。両母には抱っこさせない触れさせない。そんな状態が1ヶ月ぐらい続き、私の手はボロボロに。「あれ?私おかしい?」と思った時に、夫が優しく諭してくれました。「やりすぎかな?と思っていたけど、必死で育ててくれてるんだな。お母さんになってくれているんだな。と思ってたよ。」と。その一言で、こんなにもわかってくれている人が隣にいると、ホッとしたのか少し俯瞰して見れるようになりました。汚いより綺麗な方がいいのはもちろんですが、「こんなことでは死なない」と大きく考えることができるようになり、ガルガル期は終わりました。(K.Mさん大阪府)
 

ガルガル期体験談2

私のガルガル期は夫に八つ当たり?をする日々でした。とにかく夫に注意がいってしまい、夫がする行動全てにイライラしていました。帰ってきて、夕食の時にビールを飲むのも「父親の自覚がない」と思ってしまいます。ジャンクフードを食べるのも、お菓子を食べるのも、「父親なんだから健康に気をつけてよ!父親の自覚がないんじゃない!」と思っていました。そんな時、義理の実家に行く用意があり、義理の母の料理を食べている夫を見て、同じように腹が立ったんです。滞在時間はほんの2時間程度。夕食時だったので、義母さんが振る舞ってくれました。それを食べてる夫を見て、イライラしすぎて泣いてしまいました。慌てる夫に義母さんが「産後は心も辛いのよ。全部受け止めてあげなさい。」と。義母と私はとても仲が良く、義母の料理が大好きで良く食べさせていただいていたのに、こうなるとは。イライラする自分にもとても嫌気がさし、自己嫌悪でまた泣いてました。そこから2ヶ月ぐらい、ガルガル期は続きました。でも、びっくりするぐらい急に治り、今は平和に暮らしています。夫よごめんね。義母さんありがとう。(大阪府H.Hさん)

姑が嫁を労わる写真


ガルガル期体験談3

今思うと、取られてしまうような気分だったのだと思います。赤ちゃんに関すること、全て自分でしたいと思っていました。おむつを変えることから授乳沐浴全て。愛しすぎて可愛すぎてとにかく全てしたかったです。その結果、夫や家族を育児から遠ざけてしまったのかな?とも思います。同じように「可愛い」と思っていたのに、独り占めしちゃったかな?と反省しています。(兵庫県K.Aさん)
 

周囲ができるガルガル期の対応

ガルガル期は出産後、「赤ちゃんを守らなくちゃ、しっかり育てなくちゃ」と強く思うことが、大きな原因です。また育児に関しての不安や、出産に伴う体の変化なども原因です。産後の女性は環境と体も全てのことが変化し、その変化に対応できるまでの時間、心にも体にも様々な影響があります。この一つがガルガル期です。この時期は女性の努力ではどうにもなりません。そのため、周りのサポートと、周りに頼る努力が必要になります。


・共感しそばで支えてあげましょう。

お母さんは産後身も心も急激な変化により様々な影響をうけ「辛い」です。では、どうやったら改善できますか?薬で治りますか?治りません。体が完治するまで「耐える」しかない。環境に慣れるまで「耐える」しかできないのです。そして、この「耐える」に必要な要素が「周囲の共感と、気遣い、支え」なのです。まずは「しょうがない」や「いつか治るから」などという突き放した感覚ではなく、「何かできることはないかな?」「少しでも楽にならないかな?」と気遣いができるところから始めましょう。


・育児以外で家事のサポートをする

ガルガル期は赤ちゃんに対して過敏になっていることが多いです。そんな時は、無理に赤ちゃんに関わるのではなくその他の家事をできるだけサポートしましょう。そして、サポートを受ける側も完璧主義になるのではなく「支えてくれてありがとう」という気持ちを忘れずに柔軟に受け入れましょう。

家事育児をする夫の写真


・思いを聞く

これからの不安なことや、体の不調、産前との変化で色々な気持ちをお母さんは抱えています。でも多くのお母さんが「分からないことだから」や「言っても仕方がない」と感情をしまっています。お母さん自身が「耐える」しか方法はないと分かっているのです。しかし先ほどもお伝えしたように「耐える」ためには「周囲の共感と、気遣い、支え」が必要です。思っていることを聞き出してあげましょう。そしてその気持ちに寄り添いましょう。そして感謝を伝えましょう。「子どもを産んでくれてありがとう」この一言をしっかりと伝えましょう。


・辛そうな時には距離を置かせてあげよう

優しさですが、干渉されるのが嫌なお母さんもいます。その時は、そっと距離をあけてあげましょう。
 

ガルガル期 まとめ

産後のお母さんはとても頑張っています。無意識であっても変化に対応しようと頑張っています。しっかりと周りに頼ることが、この期間を乗り越えるポイントです。また、周囲もそのことを理解して、寄り添いましょう。
 
 
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