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保活に必要な点数 基本指数と調整指数 (京都市令和6年度)

保活の点数について(令和6年度 京都市)

保活のあれこれ 点数について
保育園に入れる条件、なんだか「点数」が関係してるらしいけど、詳しく教えて!!

保育園の選考に関わる「点数」実は、正式名称は「指数」と言います。そして2つの種類があります。この指数の内容や割り振りは自治体によって異なりますが、仕組みはどこも一緒です。

標準指数と調整指数

指数には基準指数と調整指数があります。それぞれ見ていきましょう。

・基準指数

基準指数は、親御さんの就労状況や健康状態といった基本情報をポイントに換算するものです。

(例 京都市)
<就労>
・週40時間以上就労している。(40点)
・週35時間以上40時間未満就労している。(35点)  など
<介護・看護>
・要介護3以上又は障害支援区分4以上の親族を介護又は看護している。(35点)
・要支援2・要介護1・2又は障害支援区分2・3の親族を介護又は看護している。(20点) など
<求職>
・休職中である。(5点) 
<出産>
・妊娠中であるか、出産後間がない(概ね2ヶ月)(15点)
<疾病等>
・入院中又はそれと同等程度の治療や安静を要する(40点)
・介護保険施設、障害者施設に入所している。(40点)など

 
令和5年度 京都市 保育所利用指数
 ※令和6年度用 京都市 保育利用基準 基本点数表より
 

・調整指数

調整指数とはそのほかの家庭状況に合わせ、加点、減点する点数のことです。

(例 京都市)
<保護者の就労状況等>
・通勤又は通学時間(片道)が30分以上 (プラス1点)
・通勤又は通学時間(片道)が1時間以上 (プラス3点) 
・就労内定の場合 (マイナス5点)など
<保護者の心身の状況>
・保護者のいずれかが次のいずれかに該当する(要介護3~5,障害支援区分4~6,身体障害者手帳1.2級、療育手帳、精神障害保福祉手帳1.2級)  (プラス4点)など
<親族の介護の状況>
・介護等を必要とする親族が、平日に週3日以上通所系サービス又は月に7日以上短期入所系サービスを定期利用している。 (マイナス2点) など
<世帯の状況>
・小学生以下の子どもが3人以上いる。(プラス1点)
・小学校入学前児童が3人以上いる。(プラス3点)
・月4回以上夜勤がある。(プラス2点) など
<申込児童の状況>
・申込児童が多胎児である (プラス10点)など
<保育の代替え手段>
・申込児童を65歳未満の親族に預けている。(マイナス1点)
・申込児童を職場で保育している。(マイナス2点) など

 
京都市 令和5年 保育所利用基準指数
※令和6年度用 京都市 保育利用基準 基本点数表より
 

もし指数が同点だったら…どうするの??

そんな時は「順位表」によって決定します。この順位表の内容は自治体によっては公表されていない事もあります。

 


過去の点数を把握する

指数のことを理解できたら、次に気になるのが入園の指数ラインです。この入園の指数ラインは年によって大きく変動します。前年度のデータを把握し、大まかな見通しを立てましょう。
 

住んでいる自治体に問い合わせる

「各保育園に何点で入れたのか」や「保育園の応募倍率」を公表している自治体もあります。
これらの情報を役所などで確認すると、具体的なイメージがつきやすいでしょう。

 
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